豊田,岡崎,碧南,豊明でカメラレンズ:キヤノン Canon Lレンズの買取はお任せ! キヤノンLレンズの話
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様々なメーカーがありますが、今回は日本のカメラメーカー『キヤノン/Canon』が製造している『Lレンズ』と呼ばれるレンズの魅力について解説させていただきます。
キヤノン/Canonとは
キャノンは、カメラ、ビデオをはじめとする映像機器、プリンタ、複写機をはじめとする事務機器、デジタルマルチメディア機器や半導体・ディスプレイ製造装置(露光装置、蒸着装置)などを製造する日本の大手精密機器メーカーです。
社名(キヤノン)の由来は、前身企業である精機光学研究所が、1933年(昭和8年)11月12日頃に、内田三郎・吉田五郎(吉田は翌年の9月末までに退所)によって創立されました。観音菩薩の慈悲にあやかりたいという気持ちから、1934年(昭和9年)に完成した日本産初の精密小型カメラの試作機を「KWANON」(カンノン)、そのレンズを「KASYAPA」(カシャパ)と命名しました。
その後1935年(昭和10年)、世界への輸出など海外市場でも通用するカメラのブランド名として、Canon(キヤノン)が採用されました。「正典」「規範」「標準」という意味を持ち、正確を基本とする精密工業の商標にふさわしいことと、KWANONに発音が似ていることが、この名称を採用した理由とされています。
創業から数十年の歴史があり、技術大国である日本を代表するカメラメーカーの一つとして現代でも親しまれています。
キヤノンにはいくつも大ヒットカメラがあります。フィルムカメラの時代には、キャノン初のフィルムカメラであるCanonflex(キヤノンフレックス)が1959年に発売されました。その後の1971年にはCanon F-1(キヤノン F-1)が発売されました。この機種はCanonがプロ向けフラッグシップカメラの世界に打って出たカメラとして有名です。 このF-1の登場により、Canonの35mm一眼レフカメラは、Nikonと並ぶ存在に躍り出ました。 のちに同じ名前のカメラ(New F-1)も発売されました。1970年代を通じ、Nikon F2とのライバル関係が続くこととなります。 5年以上の開発期間をかけ、堅牢さ・信頼性も高く、 機構面でも、このF-1以降、開放測光のFDマウントへ移行しました。 Canon FDレンズは、カラーフィルムでの撮影を前提に、交換レンズごとのカラーバランスを統一するという設計で時代をリードしました。
1976年にはCanon AE-1(キヤノン AE-1)が発売され、Canonの35mm一眼レフカメラが一気に世間に普及することとなります。それまでフィルムカメラのなかでも一眼レフカメラは、愛好家が使うカメラとされていていました。このAE-1は当時発売されていた一眼レフカメラと比べ手頃に購入することができました。価格破壊を行い、一眼レフの大衆化に貢献した機種としても記念すべきカメラです。それまでは一眼レフカメラのAE機構は高価な中級機に搭載されることが多かったのですが、AE-1は廉価機種ながらシャッター優先AEを搭載した高性能な機種でした。
その後、キヤノンは本格的なオートフォーカス一眼レフカメラとして1987年に EOS シリーズを投入しました。当時発売されていた他社のオートフォーカス一眼レフカメラとは全く異なる開発方針を採り、その中核としてそれまでのFDマウントシステムを捨て、新開発の大口径完全電子マウント「EFマウント」を採用しました。このEFマウントはその後現代まで続く歴史あるマウントシステムになります。今回ブログで紹介させていただくLレンズも、このEFマウントを採用しているものがほとんどです。
これまでキヤノンが発売したフィルムカメラをご紹介させていただきましたが、現代ではフィルムカメラではなくデジタルカメラが主流ですよね。現代では技術革新のペースが非常に速いこともあり、型落ちのデジタルカメラは人気があまりないというのが通説です。
しかし、キヤノンほどの優れたカメラメーカーになると、今でも通用する優れたデジタル一眼レフカメラがあります。
キヤノンはニコンと並び、世界で2つだけの真のプロ用デジタル一眼レフカメラを作れるメーカーです。この2社がプロ用機を競い合うように性能向上を図ってきたことも、国内外のデジタル一眼レフ市場がここまで大きく育ってきた理由の一つと言えます。
キヤノンのカメラの中でもエントリー機として長い歴史を持つのがEOS Kissシリーズがあります。EOS Kissシリーズは、フィルムカメラの時代に生み出されたキヤノンのエントリー一眼レフです。その名前はそのままデジタル一眼レフになっても使われ続けています。
Kissという一聴してもカメラとわかりにくいの名前をつけることには、キヤノン社内でも大きな議論になったそうですが、今ではエントリーデジタル一眼レフと言えばまずは「EOS Kiss」というイメージ付けに成功しているように思います。
初代のEOS Kiss デジタルは、当時のデジタル一眼レフとしては画期的に小さく軽く、低価格な本体を実現しました。これがファミリー層や若年層に刺さり、大ヒットを記録しました。連写速度や連続撮影可能なコマ数などに制限はあったものの、画質面では上位機種に匹敵するものを実現していました。
初代のEOS Kissから数えて11代目になるEOS Kiss X2のときに、フィルムのEOS Kissが消滅し、その後のデジタル一眼レフのEOS Kissは製品名から「デジタル」の単語が省略されます。
その後2008年には、歴史的な名機『EOS 5D Mark Ⅱ』が発売されます。35mmフルサイズCMOSセンサーをハイアマチュア向けにいち早く採用し、市場から長い期間に渡り評価を得ているデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D」(2005年10月発売)の後継機種として発売されたEOS 5D Mark Ⅱは、新開発の約2110万画素・35mmフルサイズCMOSセンサーは、優れた解像感と豊かな階調を備え、さらなる高画質を実現、常用設定できるISO感度をISO100~6400まで拡大し、拡張設定にISO50、12800、25600を用意することで、幅広い撮影領域に対応している。技術面では、EOSシリーズ初となるフルHD(1,920×1,080ピクセル・30フレーム/秒)での動画撮影機能や、3種類のAFモードを備えたライブビュー撮影機能、レンズ周辺光量補正機能など、デジタル一眼レフカメラによる撮影領域をさらに拡げる機能を豊富に搭載されています。発売から10年以上がたち、中古市場でもかなり手に入れやすくなっていることもあり、本格的にカメラ撮影を始める方に人気です。
2012年には後継機として『EOS 5D Mark III』が発売されます。こちらの機種も大ヒットし、いまだに中古市場でも人気を博しています。
2021年現在もカメラメーカーはしのぎを削っています。キヤノンは小型で高性能なミラーレス一眼や、映画撮影に使用されるシネマカメラでも市場を席巻しています。
キヤノン/Canon Lレンズ
今回のブログのタイトルにもなっているLレンズは、数あるキヤノンのカメラレンズの中でも最上位・フラッグシップモデルに着けられている名称です。Canonのレンズの中でも最高峰の技術を集結させて作られており、性能もさることながら価格も高く、プロユースのラインナップとしてキヤノンファンの憧れのレンズでもあります。Lレンズの「L」は「Luxury(=贅沢、高級)」から由来し、名実ともに最高級のレンズに仕上がっています。
他のレンズとの大きな違いは高い描写力で、その違いは素人目で見てもわかるほど通常のラインナップと差があります。その鍵を握るのが「蛍石」「UDレンズ」「スーパースペクトラコーティング」などのキヤノンが世界に誇る光学技術です。
再現性が高くクリアな色合い、フレアやゴーストなどを抑えたシャープな描写など、高い描写性能はLレンズ最大の魅力といっても差し支えないほどです。
また、過酷な現場にも耐える堅牢性もLレンズの魅力として挙げられます。砂漠から極寒地まで、あらゆる環境のもとで動作するように設計されています。また、砂埃や雨の中でも使用できるように防塵・防滴仕様にもなっているため、厳しい環境下で最大限のパフォーマンスが発揮できるところからプロからの信頼も高く、古いモデルでも値が落ちにくい理由の一つとなっています。プロの現場は実に過酷です。極寒の環境下での撮影・真夏の炎天下の中、某砂丘で一日中撮影を行うこともあります。このような環境下ですと、一般機材では高温で動かなくなってしまうこともあります。そのような過酷な環境でも安定した動作が期待できることからプロからの信頼は他機種と比べ圧倒的なものがあります。
Lレンズは一般のラインナップと比べ、駆動系の技術の高いことも魅力の一つです。レンズ内にモーター駆動システムを設けることで、ロスを抑えAFの精度とスピードを上げていたり、ナノUSMと言われる小型のモーターを搭載し、動画などでも滑らかなフォーカス駆動を実現しています。その柔軟な操作性もカメラマンからすると大きな魅力となります。
全てにおいて他の追随を許さないハイクオリティなLレンズシリーズですが、そのスペックゆえのデメリットもいくつかあります。 まずデメリットとして挙げられるのがレンズ本体の重量です。高性能なパーツで構成され、堅牢性も担保する代わりにサイズや重量が大きくなってしまいがちなLレンズですが、仮に同じ画角のレンズで比較すると下記の通りかなりのさがあります。
EF50mm F1.8 STM→160g EF50mm F1.2L USM→590g
およそ3.6倍ほどの重量になります。この重量になると、気軽に持ち運んで撮影をすることは難しくなります。
そして、金額もかなり跳ね上がります。同じ画角のレンズで比べてみても、
EF50mm F1.8 STM→約14,000円 EF50mm F1.2L USM→約145,000円と、10倍近い価格差があります。
価格・重量ともに敷居の高いレンズですが、その素晴らしいパフォーマンスから、中古市場でも高値で取引されています。
またキヤノンのLレンズの中には、白レンズと呼ばれるレンズも存在します。
オリンピックをはじめ、世界的なスポーツでも広くフォトグラファーに支持されているのが、このキャノンの白レンズと言われているレンズです。正確には『白レンズ』というのは愛称で、キャノンの高級レンズ(Lレンズ)の中で望遠または超望遠機能を有している鏡筒が白に塗装されたものを指します。白レンズの最大の特徴は、高い描写性能と超高速AFです。通常のレンズとは一線を画す超高画質は、動きの速いスポーツや野鳥の撮影などに最適とされています。また、AF速度は極めて速く一瞬でAFが合うため、一瞬のシャッターチャンスを逃すことがありません。
白レンズが白色に塗装されているのは、熱膨張による光軸のズレ等精度の低下を防ぐためです。白レンズはオリンピックやモータースポーツを撮影するフォトグラファーをターゲットに開発されました。もちろんそれらの競技は真夏にも開催されることがあり、過酷な炎天下でも安定した性能と画質を出すために白色に塗装されました。身近な冷蔵庫や飛行機も熱の流入を防ぐために白色に塗装されているものが多くあります。
白レンズが発売された当初は上記のように熱への耐性を高めるのが目的でしたが、現在はプロ用高性能レンズのシンボルとして『白レンズ』という愛称が定着しています。
今回はキヤノンの歴史、その中でも注目すべきLレンズについてご紹介させていただきました。
ブランド品&金・プラチナ買取マートでは、カメラ・カメラレンズなど周辺機器の買取にも力を入れております。今回紹介させていただいたLレンズなどの高級機は、古いモデルでも中古市場で高値で取引されています。高価買取が期待できるものもございますので、使わなくなってしまったカメラ機材や、生前に趣味でカメラ撮影をしていた方の遺品整理など、ご処分をご検討されているものがございましたら、お気軽にブランド品&金・プラチナ買取マートまでお持ち込みください。
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