豊田で貴金属:金の買取はお任せ!ブランド品&金・プラチナ買取マート豊田店の貴金属:金の話
豊田、岡崎、豊明、碧南にてルイヴィトンなどのブランド品や、金・プラチナなどの貴金属をはじめに様々な物を買取しております、ブランド品&金・プラチナ買取マートです。
今回のブログでは、貴金属:金についてお話させていただきます。
ある意味で最も身近な貴金属ともいえる金。その魅力や近年の相場上昇の背景とはどのようなものなのでしょうか?この後詳しく解説させていただきます。
①『金』とは
そもそもひとくちに金といってもどのようなもののことを指すのでしょうか?まず初めに、金がどのような性質を持っているのかをご説明します。
金(ゴールド/Gold)とは元素記号Au、原子番号79にあたる金属です。元素記号にも意味合いがあり、金の元素記号『Au』はラテン語で「光るもの」という意味を持つaurumに由来しています。
金の特性で特筆すべきなのは、その独特な金属光沢です。金は特性として、光の中の青色だけを吸収し、その他の色は反射するという特性を持っており、その独特な輝きから、金は古くからリングやネックレス、イヤリングなどジュエリーの地金に多く使用されています。
金の持つ華やかな輝きは、時代を選ばずにアクセサリーやジュエリーなどに多用されているのは上記の特性を持っているからこそといえるでしょう。
さらに、金は金属加工を行う上で大変需要な特性を持っています。それは展延性の高さです。
金は数ある金属の中でも最も薄く伸ばすことのできる金属で、1グラムの金で約3000メートルもの長さの金糸を作成することができます。さらに極めて薄く加工することによって金箔として加工することも可能です。このこともリングやネックレスなどのアクセサリーに使用するだけではなく、多彩なデザインを形成するのに大変適しているため、世界中様々な工芸品にも利用されています。
また、金は耐酸化性が高いという特徴も兼ね備えており、他の金属に比べ錆びづらいため経年による退色・腐食が極めて少ない点も金の価値を高めている要因の一つです。経年劣化をしない金属ということはその価値も不変的で、古くから貨幣や位の高い貴族への献上品として重宝されてきました。
このように昔から金はアクセサリーなどに用いられてきましたが、金そのもの(純金)は非常にやわらかく、傷ついたり変形しやすいためそのままですと普段使いには向いていません。しかし、金は融解性が高く低い温度でも溶かすことができるため、それを活かしパラジウムや銀、銅などの割り金(わりがね)を配合して合金にすることで強度を出すことが可能です。このことから金と言ってもその純度によって、5金・9金・10金・12金・14金・18金・20金・21.6金・22金・24金など様々な種類が存在しています。金の純度の規定は、国や時代によってさまざまです。このように用途によって様々な形に加工できる点も金の価値を高めている要因の一つです。
さらにこの割り金にする過程で、様々な色味に変化させることもできます。近年ですとピンクゴールドやホワイトゴールドなど金本来の色味ではないものも人気が高く、世界五大ジュエラーにも数えられる『カルティエ』・『ブルガリ』などのジュエリーブランドでも、このピンクゴールドやホワイトゴールドを用いたアクセサリーが人気商品として挙げられます。
金にはアクセサリー・ジュエリーなどの装飾品としてだけではなく、貨幣などに用いられています。そのほかにはインゴット(延べ棒)として加工を行い、資産として保有する投資家・資産家も年々増加しています。
また、導電・熱性を活かした半導体ワイヤーなど工業用として、と幅広いケースで使用されています。
金は溶かせばどのような用途でも再利用することができるため、半永久的にリサイクルが可能な点も金の価値を高めています。
②『金』の歴史
金は歴史的な観点からみても特筆すべき事柄の多い金属です。
金は人類が初めて発見した金属と言われています。つまり金は現代のような文明社会になるよりも前、古代から我々人類の生活に用いられていたのです。当時は加工技術が発達していなかったため、やわらかさが道具としては向かず、一般的には装飾として用いられていました。古代エジプトではファラオの墓の供物として特別な力を持ち、紀元前1300年頃から既に高度な金採掘技術や金純度の測定技術を発展させたということが歴史に刻まれています。また、貨幣としても同じく紀元前となる7世紀頃のものが確認されていて、既に国際通貨の役割まで果たしていました。
金の歴史を語る上で象徴的な出来事と言えば、紀元前に始まったにもかかわらず中世に盛んとなった錬金術です。錬金術とは他の金属から金を生成しようとする試みで、今でこそ科学的根拠の伴わない夢物語として語られていますが、当時は錬金術師が一国を左右するようなことにも発展していきました。このことから、錬金術の如何はさておき、常に時代の権力者たちの目が金に集中していたということは自明の理でしょう。
こののちに世界は大航海時代へと移り変わり、これは18世紀初頭から始まるゴールドラッシュへと続いていきます。
18世紀初頭、アマゾンで砂金が採掘されたことに端を発し、その後の1848年、一人の大工がアメリカ カリフォルニアの放水路で金を発見し本格的なラッシュを迎えます。翌年の1849年には1年間だけで約10万人が押しかけたといわれおり、その他1851年オーストラリアのビクトリア,1859年米国のコロラド,1884年南アのトランスバール,1896年アラスカのクロンダイクなど世界各国様々な土地で金の発掘が盛んにおこなわれました。
一方日本でも金の発掘は盛んにおこなわれていました。現在日本の金山はほとんど閉山していますが、実はかつて豊富な量産国で、日本の建築物や神社仏閣などを見たマルコ・ポーロは、日本を「黄金の国ジパング」と称し、世界に伝えています。
近年でも、1980年代に熊本県と鹿児島県の間にある菱刈で金鉱山が発見され、現在も操業しています。その産出量は年間6~7トンと世界的に見ても有数の算出量があります。
③近代社会での金の価値
昨今、「金」の価値に改めて注目が集まっています。貴金属相場に明るくない方でも、近年金の価値が上がっているということをご存じな方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?
というのも、「金」は10年前と比べて約3倍、15年前と比較すると、なんと約4.5倍もの小売価格で推移しています。
この金相場の上昇には様々な要因があります。
まずひとつは、金の埋蔵量には限界がある、つまりは「地球上にある金の量が決まっている」ことが挙げられます。金は自然に増えるものではなく、地球上に埋蔵されている金の量も残りもわずかといわれています。上記の通り、金はジュエリーをはじめ、パソコンやスマートフォンなどの精密機器などの工業製品など様々な用途で用いられる金属で、その需要は膨大です。さらに、金は医療の現場でも使われています。馴染みの深い『金歯』もその一つです。金は腐食性が低いので錆びる心配はほとんどありません。また、金はアレルギー反応が起こりにくいこともあり、『金箔』として美容や食用にも使われています。このように、金にはたくさんの使用用途があるため、価値が衰えることはほとんどありません。
そしてもう一つの大きな要因が、金に資産的な価値が見いだされているという点です。
古来より金はその美しさや希少性から高価なもので、貨幣として流通したり、資産として保有する場合もありました。
1816年にはイギリスで、『金本位制度』と呼ばれる政策が打ち出され、アメリカなど様々な国で採用されていきます。この金本位制制度とは、当時から世界中で流通していましたが持ち運びに不便であった金を、各国の中央銀行が、金庫に保管している金と同じ額の「紙」を発行し、『紙幣』として流通させるという制度です。
金本位制はその後廃止されますが、経済における金の存在感は増大していきます。
産出量が限られており、半永久的にリサイクルが可能な金は、経済情勢が不安定になるほどその価値を高めていきます。
このことから金は『有事の金』と言われ、世界的な恐慌が起きるたびにその価値を絶対的なものにしているのです。
2010年にアメリカで起きた大手保険会社『リーマンブラザーズ』の倒産に紐づく『リーマンショック』によって、それまで安定していたドルが大暴落したことで、資産として金を保有することに注目する投資家・資産家が世界的に増えたことで金の価値は大幅に上昇します。
さらに2020年、新型コロナウイルスが世界的に大流行し、世界経済は現在もそのあおりを受け続けています。そのため金相場はさらに上昇し、金相場は40年ぶりに最高値を更新します。このような背景から金相場は上昇し、今最も注目されている金属となりえたのです。
しかしながらこの金相場の上昇は一過性のものとも言われていますので、ご売却をご検討されている方は金の価値が下がってしまう前の売却をお勧めしています。
金相場の上昇は、金製アクセサリー・ジュエリーなどの金製品を売りに出す際にもそのまま影響します。金相場が過去最高基準まで上昇している今がまさに売り時と言えるタイミングです。
ブランド品&金・プラチナ買取マート各店では、アクセサリー・ジュエリーのほかにもインゴット・金歯・金杯など金製品に精通したスタッフが、お客様のお品物を査定・買取をさせていただきます。
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