豊田,岡崎,碧南,豊明でカメラ・コンタックスの買取はお任せ!ブランド品&金・プラチナ買取マート カメラ・コンタックスの話

ブログをご覧の皆様こんにちは。豊田、岡崎、碧南、豊明で展開しております、ブランド品&金・プラチナ買取マートです。

今回は高級カメラブランド:『コンタックス』についてご紹介させていただきます。

ブランド品&金・プラチナ買取マートで買取したコンタックスのカメラ

カメラブランド・メーカーは沢山ありますが、中古市場でも高値が付くカメラはそこまで数が多くありません。本日紹介させていただきます『コンタックス』(Contax/CONTAX)は、どの機種も高値で取引されています。その秘訣は何なのでしょうか?この後詳しく解説させていただきます。

 

【コンタックスの歴史】

コンタックスはライカと並ぶドイツの高級カメラメーカーです。ライカはカメラに精通していない方でも耳にしたことがあるのではないでしょうか。ライカは今でも新作を発表しており、その定価は100万円を超えるものがほとんどで、カメラファンにとっては憧れの存在となっています。

ライカとコンタックスは、同じドイツのハイエンドカメラメーカーということもあり、長くライバル同士として研鑽しあっていました。フィルムカメラ全盛の時代には、激しい技術開発競争が行われていました。今回は今でも多くの愛好家に慕われているコンタックスのカメラの魅力にについて、ご紹介します。

コンタックスは、『ドイツツァイス・イコン』のレンジファインダーと呼ばれるカメラメーカーが元祖として存在し、同じくドイツの『カール・ツァイス』と日本のカメラメーカー『ヤシカ』との共同開発・共同事業として、1975年に販売が開始されました。

一番最初にコンタックスの名前が世に出たのは、1932年に『コンタックスⅠ』というカメラを販売する際に、『ドイツツァイス・イコン』の社内公募でつけられたのが最初とされています。ドイツのメーカーということもあり、戦争によってドイツが西・東分断されるドイツ分割の影響を受けた結果、コンタックス銘で西側のツァイスはレンジファインダーカメラを引き続き製造し、東側のツァイス・イコンはM42マウントの一眼レフカメラを製造していました。

東西にツァイスが分断された結果、その間にブランド使用権を巡る訴訟が起きました。それを経て従来の商標に基づき、東のツァイスは東側のみ、西のツァイスは西側のみでしか使用しないことで妥結した結果、東側のツァイス・イコンが製造したコンタックスは西側世界で販売される分につきペンタコンブランドに変更され、さらには全てプラクチカに名称が変更されました。

『コンタックス』はこのような時代の波に翻弄されたカメラメーカーと言えるでしょう。

その後、西側のツァイス・イコンが製造したコンタックスは最終型の、『コンタックスIIIa』というカメラが1961年に製造中止になった後、ツァイス・イコンのフラッグシップ機(最上級や最高級)は、1960年に発売された一眼レフカメラの『コンタレックス』シリーズに引き継がれ、コンタックスは一時休眠ブランドとなりました。

さらに西側のツァイス・イコンが1971年にカメラ事業を中止した後、日本のカメラメーカー『ヤシカ』とブランド等に関するライセンス契約を締結しました。その後コンタックスはヤシカが製造・販売するカメラの中でカール・ツァイスブランドのレンズを採用した高級機種に付けられるブランド名となって復活を果たしました。その後1983年ヤシカは京セラに吸収合併され、コンタックスブランドも同社へ引き継がれました。

2004年に京セラは売上が芳しくないことからカメラ事業を縮小し、「京セラ」ブランドのデジタルカメラを「コンタックス」(CONTAX)に統一しました。しかし残念ながら直後の2005年に京セラはコンタックスを含むカメラ事業から経営不振のため撤退することとなり、4月11日には同年9月のコンタックス事業終了が発表され、コンタックスの長い歴史に終止符を打ちました。2015年4月30日の受付をもって補修サービスも終了してしまっています。

このように日本でも共同制作を行っていたこともあり、国内メーカーのCannonやニコンなどと共に親しまれ、国内・世界のフィルムカメラファンに絶大な支持をされています。

カール・ツァイスは今でもカメラレンズ・半導体などを製造しており、国内メーカーだとソニー(Sony)製ハイエンドカメラのレンズとして親しまれています。

ちなみに、初期のドイツ製造時の名称は頭文字だけが大文字の『Contax』。1975年から日本国内で製造されていたものがすべて大文字の『CONTAX』と区別されています。

数あるカメラメーカー・ブランドの中でも長い歴史と高い人気のコンタックス。一体どのような魅力があるのでしょうか。

次のトピックで解説させていただきます。

 

【コンタックスの魅力】

コンタックスというメーカーは、先述した通り1932年にツァイス・イコン社から「コンタックスⅠ」(コンタックスⅠ型)として初めて登場しました。当時としては画期的なアルミ合金ボディと、金属製のシャッターを搭載した頑丈なカメラとして、人気製品に。

しかし価格もかなり高価で、ライカと並んで一部の富裕層にしか手の届かない高級カメラでした。

その後、ファインダーやシャッターの性能が上がり、操作性も格段に良くなったⅡ型や、電気式の露出計を備えたⅢ型が発売されました。当時ライカと熾烈なライバル関係にあり、技術力の高いドイツの中でも2大カメラメーカーとしてライカと勝るとも劣らないカメラを製造していたコンタックス。当時の魅力としては、「ツァイスレンズ」と呼ばれる豊富な交換レンズがある点でした。

戦後の1950年代になり、Ⅱ型やⅢ型の改良版が製造されましたが、ドイツ東西分断の影響もあったのか歴史的名機とされるライカM3のような画期的なカメラはその後発売されず、レンジファインダー型カメラはⅢ型をもって生産は終了しました。その後、コンタックスは一眼レフカメラの開発に取り取り掛かることになります。

コンタックスの一眼レフカメラといえば、コンタックスSやコンタックスDなどが代表的です。現在の一眼レフカメラと変わらないペンタプリズムという技術を採用し、大変性能の高いファインダーや露出計、金属シャッターなどは当時としては画期的で先進的な技術を用いた一眼レフカメラでした。このカメラにはM42と呼ばれる規格のレンズが取付可能で、M42のレンズは世界でも非常に多く使用されている規格のレンズでもあるので、世界各国で発売されていたレンズを装着して撮影できるのも人気の要因・魅力の1つです。今でこそどのメーカーもかなりのバリエーションをもってレンズを展開していますが、当時としてはこれも画期的であった点です。

1970年代になると、コンタックスはヤシカ・京セラと業務提携し、デジタルカメラが市場を席捲する2000年頃までコンタックスブランド(CONTAX)として一眼レフカメラを中心に、高級コンパクトカメラの生産も続けました。この時代には、レンズが交換できるコンパクトカメラとしてコンタックスGが人気商品として人々に愛されていました。質感や画質の良さに加え、高級カメラの部類の中では比較的手が届きやすい価格だったこともあり、流通台数も多く今でも比較的容易に中古品が手に入る製品です。

中古カメラとして人気が高いのは、1930年代から1950年代に作られたⅠ~Ⅲ型や、コンタックスGシリーズ。併せてT2・T3と呼ばれるコンパクトフィルムカメラが、今でも愛好家を中心に、高額で取引されています。

現在コンタックスブランドは休眠中で、メーカー製造も終了してしまっているため新品で手に入れることができません。

近年、写ルンですなどの使い捨てフィルムカメラの流行に合わせてコンパクトなフィルムカメラの人気が上がっています。オリンパスなど国内製造メーカーのフィルムカメラは、市場にもかなりの数が出回っているため比較手に入れやすい金額で取引されていますが、コンタックスのカメラとなるとそうはいきません。当時の買値が高価だったところから流通量が少ない点、コンタックス・ツァイス製のカメラでしか出ない解像感から今現在でも高い人気があることから、中古市場で高値で取引されています。

では、どの機種が今でも人気があるのでしょうか。比較的流通量の多い物から数代をピックアップしてご紹介させていただきます。

 

【コンタックス・人気の機種】
コンタックスG1(CONTAX G1)

コンタックスG1は、『オートフォーカスレンジファインダーカメラ』という種類のフィルムカメラです。コンタックスの中では後期に作られたモデルで、それまで発売されていたコンタックスT2やコンタックスTVSといったコンパクトフィルムカメラとは異なり、レンズ交換式のフィルムカメラ・一眼レフカメラとして発売されました。

従来のマニュアルでフォーカス(焦点)を合わせる方式ではなく、オートフォーカスでの使用を前提とした、これまでにないコンセプトの機種でした。合わせてカール・ツァイスと提携している京セラ・CONTAXだからこそ開発・販売された高性能・高描写レンズを新開発。ツァイスが生み出した超広角レンズの金字塔、ホロゴンやビオゴンを現代の技術で蘇らせることに成功。このような点から、フィルムカメラファンにとっては夢のような機種でした。

『コンタックスG1』は中古で愛用者も多く、数あるコンタックスのカメラのなかでも、独特な設計であることが知られています。それが先述した『オートフォーカスレンジファインダーカメラ』というジャンルのカメラであるということです。この、AFレンジファインダーという種類のカメラは、『コンタックスG1』と、後継機の『コンタックスG2』の2機種以外には存在していません。ではいったい、AFレンジファインダーカメラとは、どのような形式・仕組みのカメラなのでしょうか?

『オートフォーカスレンジファインダーカメラ』は、フィルムカメラ登場時から定番であったレンジファインダーカメラ(距離計連動カメラ)を完全に電子化したもののことを指します。コンタックスG1発売時のコンセプトは、「フォーカスも、露出も、巻き上げ・巻き戻しも」すべてが自動化されたレンジファインダーカメラというものでした。「レンジファインダーカメラの操作感」を、オートフォーカスのカメラで体験できる。コンタックスG1・G2では、このような独特の操作間とコンタックス・ツァイスブランドらしい解像感のある映りが魅力なのです。

 

コンタックスT2

コンタックスT2も、コンタックス製のカメラの中でも大変高い人気を博している機種です。特徴としては、優れた描写力・オートフォーカスで初心者にも取り回しやすい・ファインダーが見やすく野外・屋外どちらでも撮影可能・絞り優先(人物写真やポートレートに向いた設定)で気軽に撮影が出来て、露出補正も可能であるというカメラそのものの使いやすさ・スペックの高さに加え、コンパクトで点も使いやすさに一役かっています。

コンタックスT2のレンズはカール・ツァイス製の「Sonnar T* 38mm F2.8」が搭載されています。38mmという使いやすい焦点距離と高い描写力、F2.8と当時のレンズとしてはかなり明るくとれるという魅力があります。

T2は、近年のフィルムカメラブームの火付け役ともいえる存在で、往年のフィルムカメラマニアはもちろん、ブームによってフィルムカメラに魅力を感じた若年層から、買い物や通勤など写真を撮るつもりがない時でもカバンに入れておけるサイズ感から絶大な支持を得ています。ボディーの素材にはチタンを、ファインダーカバーガラスにはサファイアガラスを使用しており、かわいい見た目からは想像できない堅牢さを持っています。

1992年に製造された機種ですので、今から30年近く前に発売されていた機種になりますが、このような理由から今でも中古市場で高値で取引されています。

ブランド品&金・プラチナ買取マートで買取したコンタックスのカメラの参考画像

【まとめ】

 

いかがでしたでしょうか。

今回は人気のフィルムカメラ『コンタックス』についてその人気の理由を開設させていただきましたが、ブランド品&金・プラチナ買取マートではコンタックス製品・ツァイス製品の買取に力をいれております。

今回紹介したカメラ以外にも高価買取が可能な機種もあります。使っていないフィルムカメラ・レンズ・一眼レフカメラ等がございましたら、お気軽にブランド品&金・プラチナ買取マートまでお持ち込みください。

必ず他店より高価買取致します。ショッピングモール内にあるため待ち時間・駐車場の空きなども気にせずに安心してご来店いただけると思います。

予約不要・査定無料です。是非ご来店お待ちしております。

 

 

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