岡崎で貴金属:金の買取はお任せください!ブランド品&金・プラチナ買取マート岡崎店が金などの貴金属を語ります
岡崎市にお住いの皆様こんにちは!岡崎・豊田青木・豊田ギャザ・豊明の愛知県内4店舗で展開、貴金属・アクセサリーやブランド品からカメラ・切手など幅広く買取をしております、ブランド品&金・プラチナ買取マートです。
本日は『金』について解説をさせていただきます。古くは紀元前から人の生活と密接な関係があったとされる金属が『金』です。
昔から人を引き付ける魅力のある金ですが、具体的にはどのようなポイントに魅力があるのでしょうか?
また、近年金相場は高騰しています。その相場高騰のカラクリと、今後の相場の展望はどうなるのか予測を踏まえて解説させていただきます。
①金(gold)の特徴
金は金属の中でも比較的、身近な元素です。宝飾品として親しまれる他、古代から金貨(通貨・貨幣)として経済を支えてきました。
また中世の欧州では、錬金術と呼ばれる土やほかの金属から金を作りだそうと技を競い合ったともいわれています。当時から金は価値の高いものであったことがこのようなところからも知ることができます。
このように金は銅や銀・アルミなどと共に、身近な金属と言えます。
金と一言で表しても、その使用用途は多岐に渡ります。その理由の一つとして挙げられるのが、金地金は酸化し難く、輝きを長期的に保つことができる性質を持っているという点です。その性質から、指輪やネックレス、指輪などの宝飾品に用いられるケースが大半を占めています。
他にも工業製品や生活用品、ステンレスや他の貴金属を金色にペイントした金メッキ処理、和食(高級懐石)の飾りつけとして使われることが多い金箔などにも使用されます。
また、熱や電気を通しやすい性質と、腐食しにくい特性を併せ持っていることから、古くは貨幣、現代では電化製品やコンピュータ部品として、幅広い分野で使われています。単一ではとても柔らかいため、他の金属を混ぜて硬度を高めて使用されることが多く、アクセサリー・ジュエリーなどでは純度を75%まで落とし強度を高めた18金が使われます。
そんな金は今現在、南アフリカ共和国・オーストラリア・アメリカ・カナダ・ロシアなどで産出されています。
②金の歴史
金はその扱いやすい性質・特性から、歴史の上でも様々な用途で使われてきました。代表的な使用例から金の歴史をご紹介させていただきます。
金はほかの金属と異なり、使用に至るまでに精製を必要としない形で産出されます。つまり、発掘し次第特別な処理を加えなくても使用することが可能です。なおかつ加工性の良い金属のため、紀元前3000年頃から青銅と共に使われてきました。これは人類にとって鉄よりも長い歴史を持つということになります。扱いやすさ・耐久性が高い万能の金属である反面、需要に対して発掘量が少なく、非常に希少な金属です。
そのため、金は王族を中心とした一部の上流階級や貴族の権威の象徴として装飾品に用いられ、贈答品として加工される機会が多かった様です。この代表例ともいえるのが、紀元前1300年頃に作られた古代エジプト文明の、ツタンカーメン王の黄金のマスクです。
日本にも中国の魏の国から邪馬台国の卑弥呼が賜った金印や、漢の洪武帝から奴の国に贈られた漢委奴國王 (かんのわのなのこくおう) の金印があります。その後、長い時を経て、主にヨーロッパ圏の貴族社会を中心に加工法や精製法が確立されていきました。
このような歴史があるため、現在私達が身に着けているジュエリーやアクセサリーは、フランスやイギリスを中心としたヨーロッパ圏に期限があるといえます。
上記のような装飾品として以外にも、工業製品としても金には長い歴史があります。
1700年代から英国で起きた産業革命以降、世界的に工業化が促進されました。その後1900年代中盤になると、現代社会には欠かせないコンピュータが発明されます。金は熱や電気の伝導性が良く、腐食しにくい性質であるためコンピュータの電子部品として用いられるようになりました。
その後、コンピュータだけでなくカメラ、テレビ、携帯電話などの生活家電の基盤部分にも用途が広がりました。しかし、金は希少で高価なため、代用の金属を使用することが主流になり、現在では工業製品にはあまり使われておりません。
2000年頃までの電化製品には金が使われていたので、廃品回収業者が集めた電化製品から金を取り出していたり、家電量販店やケータイショップなどでリサイクルが促進されていました。
また、金は貨幣としても長く使用されています。
金はその希少性と万能性から世界中で価値が認められ、人々にとって最も信頼できる価値を持つ金属として扱われました。「この品物なら金○分の1と交換」「この労働は金○分の1の働き」といった感じで、金は価値判断の中心に考えられていきます。
金製の硬貨すなわち金貨の誕生です。金製の硬貨であれば万が一国が無くなってしまっても、金と必要な物品を交換すれば移民先の地域で生活ができます。この様な利点や腐食しにくい特性から、紀元前670年頃には既に金を使用したエレクトロン貨という貨幣使われるまでになりました。
やがて金への信頼性は個人に留まらず、金の保有率 = 安定した国家 という図式が生み出されます。近代になるとこの考え方は更に強まり、1800年代からロシア、イギリス、アメリカなどで多くの金貨が発行され、国際通貨となりました。
しかし、金は希少金属ですので、戦争や恐慌などで多くの人々が同時に金貨を求めると流通システムが上手く機能しなくなるため、金貨を用いた貨幣制度は廃止されました。現在では、金は国際リアルタイム相場によって価値付けされる世界各国の第二の貨幣となっています。
③経済的な観点からみる金
これまで解説させていただいた通り、金には様々な魅力と使用用途、長い歴史を持つ貴金属です。しかしながら近年、また新たに金の価値を引き上げる要因が出てきました。それが資産としての金という観点です。
金はそもそも世界中で貨幣として用いられていました。近代でも金の貨幣の代わりに金と交換が保証されている紙幣が流通する金本位制が敷かれていた歴史があります。この金本位制の始まりは、1816年のイギリスの1ポンド金貨の鋳造です。
その後、1919年にアメリカが金本位制をとったタイミングで世界的にも金本位制をとる国が増えたとされています。
しかし、1929年、米国から始まった世界大恐慌を転機に金本位制を採用する国は減少、1937年、すべての国が金本位制を中止しています。
ただ、通貨と金との交換は、直ぐに切り離されず、1945年、「ブレトン・ウッズ体制」という経済の仕組みが完成しました。
これは「金ドル本位制」と呼ばれ、1オンスの金を35USドルと交換できることを保証するという制度でした。
しかし、1971年に、ニクソン・ショック(金とドルとの交換比率を固定することを止める)により、崩壊しました。
それでも、まだ各国の中央銀行は、準備金として「金」を保有しています。紙幣がデフォルトにより紙屑になる日がゼロではありません。
つまり「金」が世界経済にとって、重要な資産であることには現代も尚、変わりはありません。
さらに近年、コロナショックの影響で世界中様々な国・企業が打撃を受け、世界的に不況といえる状況下にさらされています。
このことから、世界経済の基本通貨である米ドルも値を下げ、その代替資産として金が再び注目され、金相場が上昇しました。コロナショック直後の金相場は目を見張るほど上昇し、昨年過去40年で最も高い水準までその価値を上げていきました。
これまでも世界的な経済不安にさらされると金相場は上昇しています。例えば、北朝鮮がミサイルを20発弱発射した2017年、金価格は12%上昇しました。また、2017年、NYダウは25%上昇、米ドル指数は10%下落しました。米ドルの下落は、“代替通貨”起因の上昇要因であるため、この年の金相場には、“有事のムード”と“代替通貨”の2つで、上昇圧力がかかっていたと考えられます。
しかし、このような要因のわかりやすい相場の上昇は一過性のものが多く、のちに適正値まで相場が下落する可能性が高いとされています。実際に、2021年に入りコロナワクチンの普及が進むにつれ、金相場は徐々にコロナ前の相場に近づいています。
つまり、今は金を高値で売るベストなタイミングだといえるのです。
今後コロナショック以上の経済的な打撃や不況が訪れる可能性ももちろんありますが、今以上に金相場が上がる出来事が起きる可能性は低く、実際にブランド品&金・プラチナ買取マート各店でも貴金属・金製のアクセサリー・ジュエリーやインゴットなどのお持ち込みが増えてきています。
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