豊明で貴金属:24金 18金などの金製品の買取はお任せ!ブランド品&金・プラチナ買取マート豊明店が金を詳しく語ります

豊明市の皆様こんにちは!

ブランド品や、金・プラチナなどの貴金属をはじめ様々な物を買取しております、ブランド品&金・プラチナ買取マート豊明店です。

最近、金相場が高水準なこともあり、当店にも様々な金製品のお持込みが増えてきております。

 

そこで今回は、『金相場がなぜこの状況で高水準を維持し続けているのか』という点に焦点を当ててご説明させて頂きたいと思います。

 

純金製の貴金属の金の延べ棒

 

●有事の金

現在、世界的な大恐慌、未曽有の事態であることは間違いのないコロナ禍ですが、この状況で改めて注目されているのが「有事の金」という言葉です。昔から価値の変動が比較的少ない、安定した現物資産と言われる2020年初頭の金価格は5,064円でしたが、なんと2021年1月の金価格は6,414円へと大幅に上昇しているのです。

この間、世界の経済は大打撃を受け、経済活動がほぼ行われていないと言っても良い状態であったにもかかわらず、金の価格は逆に上昇しているということになります。

基本的には、アメリカ経済(ドルの価値)が安定するとゴールドの価格が下がるというのが定説ですが、現状ではアメリカ経済に限らず、世界的に経済は壊滅的状況であり、安定するまでには相当な年月がかかると考えられています。

そこで、有事の備えとしても「不測の事態に強い金」の購入を多くの投資家や資産家が進めている為、コロナ禍でも金価格は高水準を維持しているのです。実際には、この状況が続くのであれば更に金の価値は上昇するとの予測もあります。

このように様々な要因によって、ゴールドの価値が上がり続ける状況は今後も続いていくと考えられているのです。

 

●日本の金相場の傾向

2020年に40年ぶりに金取引価格の最高値を記録した日本ですが、それ以前の金取引価格の過去最高値は1980年1月21日の6,945円です。以降は下落する一方で1998年には史上最低価格となる865円を記録したこともあります。

金は世界中で取引が行われているので、各国の情勢、各国間の関係、需要と供給のバランスなど、様々な要因に影響を受けて価格が変動します。

史上最高価格を記録してから徐々に下降に転じ、ついには1,000円台を割り込んだ金の価格が再び上昇するのは、なんと2000年代以降になってからなのです。

緩やかに上昇に転じた金相場は、2000年代以降は暴落することもなく上昇傾向を続けており、2016年から2019年前半にかけては4,000円台後半を維持していました。

特に目を引くのが2018年から2019年にかけての相場で、4,000円台後半から5,000円台後半へと一気に1,000円近く高騰しています。この勢いのまま2020年には40年ぶりとなる7,000円台超えを記録しました。

直近5年間でも確実な上昇傾向を見せている金相場ですが、2019年後半から2020年にかけてはコロナ禍で世界中が経済的に大打撃を受けている中での大幅な上昇という点にも注目すべきです。

8月をピークに一度は下降傾向に転じたものの、年末には持ち直し2021年に入ってからは再び上昇した理由について、ワクチンの開発によってコロナショックが収束に向かい、経済が上向くと予想した投資家が金を売り始めたものの、収束の見通しがなかなか立たないことで金が再び買われ始めたのではないかと分析する専門家も多いようです。

コロナショックで1年以上にわたって打撃を受けた世界経済がいつ回復するのかを的確に予測するのは難しい状況ですが、ワクチン接種が進んでも経済の安定が見通せないと投資家たちが判断し、金への投資を続けていることは確かです。

世界経済が安定するまで金相場が上昇傾向にあり、今後もさらに高騰すると考えられており、金への投資人気はより一層高まりを見せ、注目されています。

 

●不安定な世界情勢と金相場

金相場は長い歴史の中では急騰と言われるほどの価格上昇を見せたことも、下落を見せたこともありますが、金がまったく価値の無い物になったことはありません。価格が変動する要因はアメリカやヨーロッパなどの政治や経済の状況、各国間の緊張状態の高まり、あるいは米ドルの価格下落、株価の暴落など様々ですが、世界情勢が不安定で、経済状況の見通しが立たない時ほど、「価値がゼロになることが無い」安定資産である金が買われることとなり、それによって金相場が大きく動くと考えられます。

1980年に金相場が急騰した原因がイランイラク戦争であり、2000年以降にはリーマンショックやギリシャの財政不安、米国債の格下げなどによって金相場が大きく高騰し、下落しています。

株や通貨は一瞬で紙くず同然になるリスクを抱えていますが、そのリスクを避けるために株式や通貨を売って金を購入する投資家が増えるため、世界情勢が不安定になると金相場が上昇します。

世界情勢に合わせて金を購入する投資家が増え、金相場が上がった時をチャンスと見て金取引に参入してくる企業や個人は少なくありません。株式などを手放した資金で、こぞって金を購入しようとする人が増えれば需要の高まりから、さらに金の価格は高騰します。

供給量とのバランスが取れないことでゴールドの価値は上昇が続き、さらに投資チャンスと見る人が集まるという状況が続くことになります。

 

●金の価格が下がる要因

2021年も安定して上昇傾向にあると考えられる金価格ですが、下降に転じる可能性はゼロではありません。下がる要因として大きく考えられるのは世界情勢の安定です。

金相場は世界情勢を反映して変動することから、世界的に景気が回復傾向に動き始めると金ではなく株や通貨を購入する投資家が増え、金価格が下がることもあり得ます。また、各国間の緊張が解け、戦争のリスクが軽減されることも世界情勢の安定に繋がるため、金価格が下降傾向に転じるきっかけの一つと考えることができるでしょう。

現状、コロナウイルスが与える影響は決して小さくはありません。コロナウイルスのパンデミックが収束するまでの期間の把握は難しく、ロックダウンによって被る経済的な損失は予想をはるかに上回るものです。今は、持ちこたえている企業もコロナショック終息後に、企業としての体力がどの程度残っているかはわからず、まだまだ世界の経済状況の先行きは不透明です。ただし、回復の兆しを見せた時には金価格が下がる事も十分に考えられます。

また金利の上昇によっても金の価格、つまりゴールドの価値は下がると考えられています。現在の金利は世界的にかなり低い水準のため、預貯金での資産運用は難しい事ですが、金利が上がれば預貯金で資産を増やそうとする人の割合は増えいきます。

リーマンショック後、アメリカの金利が引き下げられた時に金の価格が高騰しましたが、これは現在も高値で推移している金相場のキッカケになった出来事とも言われています。

 

●供給量が増やせないからこそ価値が高まる金

どれほど技術が進歩しても「金をゼロから作り出すことはできない」為、金鉱脈に残る金を全て採掘してしまえば金の供給は世の中からストップしてしまいます。元々、金の埋蔵量には限りがあり、さらに採掘にかかるコストも考えると供給量を大幅に増やすことはできません。

現在までに発見されている金鉱脈からは、すでに多くの金が採掘されており、新たな金鉱脈が見つかったとしても供給量が需要を上回ることは考えづらく、需要と供給のバランスだけを考えると金の価格が下がることは無いと考えられています。

金には投資対象としての価値だけでなく、宝飾品としての実用性の価値もあります。ゴールドの持つステータスとしての需要は高く、代々受け継ぐ宝飾品、万が一にも備える資産としても人気です。通貨や株式と違って実用性の高い投資にもなり、宝飾品として身に着けながら将来的な値上がりを待つことも可能な有益性は金にしかない魅力の一つとも言えます。

今後も安定した資産を確保するための需要がなくなることは考えづらく、投資対象としての金の魅力が衰えることはありません。

 

最後に、短期的な予想・長期的な予想をそれぞれ解説します。

●短期予想

「コロナショック」により経済の先行きが不透明となったことを受け、現在は金価格が高騰している状態にあります。新型コロナウイルス感染症の影響は、先の見通しが立たない状況です。

そのため、現金確保を目的とした一時的な「金の換金売り」が多くの投資家により行われ、金価格が一時的に急落する可能性は十分に考えられます。新型コロナウイルス感染症の影響により精密機械生産が減少し、世界における金需要が悪化していることも、下落予想の一因です。

新型コロナウイルス感染症が収束すれば、世界経済は急速に回復するでしょう。結果、金の価格が下落する可能性は十分にあります。

また、2021年東京オリンピックの完全な開催は不確定な状況です。したがって、短期的な投資で金を所有する場合には、状況を慎重に判断する必要があります。

●長期予想

一方で、金価格を長期的に見ると、上昇は維持される見通しです。現在、世界的な量的緩和政策により低金利の状態が継続しており、投資マネーは行き場を失っています。そのため、今後も金相場へ資金が流入しやすい状況が続くと言えます。

また、各国の中央銀行を中心に、大規模な財政対策や金融緩和が実施されています。これは、コロナショックがもたらす経済不況への対策です。市場への資金供給は潤沢な局面にあり、金への投資需要は継続すると想定されます。

さらに、GDP世界1位である米国とGDP世界2位である中国の間では、さまざまな局面で政治的に対立している状況です。米中対立のような政治的な不安も、金価格が今後も上昇を維持する要因のひとつと考えられています。

 

●まとめ

金価格の相場は、直近5年間において緩やかな上昇傾向で、さらにコロナショックにより高騰しています。短期的には、金価格相場は急落する可能性が十分に考えられ、長期的には上昇トレンドが維持される見通しです。

金価格が高騰している現在、金製品のご売却を検討しているのであれば、専門のスタッフによる無料査定&手数料0円のブランド品&金・プラチナ買取マートにお任せください。

アクセサリー1点からでも、インゴットなどのお持込みも承っております。

金に限らず、プラチナなどのご売却のご相談もぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

 

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